何故2014年問題でOSを変える必要があるのか? | 2014年問題 移行事例
Accessにて作成の業務システムの2014年問題事例
何故2014年問題でOSを変える必要があるのか?
弊社でも2014年問題についてWindowsXPからの移行のコンサルティングは行っておりますが、そもそも何故移行しないといけないの?という話は意外にされていない気がします。
上から目線で、「WindowsXPのサポートが切れるので、Vista以降さらにいえばWindiows7以降に変えてほしい」とマイクロソフトから押し付けられていると感じておられるユーザさんは
多いです。
オーシスでもソフトウェアの開発を行っているので、マイクロソフトを少し擁護?してみたいと思います。
WindowsXPとは?OS(オペレーティング)とは?
まずOSというのは正式名称オペレーティングシステムという名前で、簡単にいうとプログラムの塊のようなものです。
まずプログラムというのは人間が作ります。
そしてそれはマイクロソフトほどの巨大企業であっても、人が作る以上努力してもどうしても完璧にはなりません。
そのためバグ(コンピュータプログラムの製造上の誤りや欠陥を表す)と呼ばれる、
想定外の動作をする部分がどうしても出来てしまいます。
バグができてしまう原因については別稿でまた記載と思いますので、ここでは割愛いたします。
そしてバグを見つけると、修正パッチと呼ばれるバグを直すためのプログラムを作ってかぶせるのですが、
セメントが割れたところにまたセメントを塗って、そのセメントとセメントの間に水が入って割れるみたいな感じで、
修正に修正を重ねていくというのがソフトウェアの開発現場の日常です。
それはOSも例外ではなく、マイクロソフトは日々その業務を行っています。
プログラムとは?
OSのバグを修正するプログラムもまた人間が作っているわけです。
言葉遊びのようですがバグの修正によるバグの発生という状態も当然発生します。
後はバグではないのですが、時代の移り変わりにより機能追加を行うことで、
OSを作成した時点では想定していなかった追加を行いまたバグが・・・・という状態になります。
WindowsXPが発売されたのは、2001年11月16日。
2001年と言えば、iPod発表が発表された年です。
ipodが発表された年にまさかiPhoneや、iPadなどが発売されている現在のIT環境の状態を予期したうえでOSを作成できていたとは思えません。
たとえて言うなら2階建ての戸建ての上に無理やり3階を増設して、 基礎が壊れるみたいな感じです。
当然基礎は2階建て用に作っているわけで、3階ができるなんて「想定してない」ということです。
さて、少し話題がずれましたが結論として、2014年4月9日に何が起こるかというと、マイクロソフトがそのバグの修正を終了しますよということなのです。
これはソフトウェア(WindowsXP)が完璧になったということではなく、そろそろ製造責任も限界なので、もうそろそろバグ直すの終わるね。
ということなのです。
すなわちバグがあってもだれも直さないので、
WindowsXPのバグを知ってる人やWindowsXPのバグを知った人からすると侵入し放題、悪さし放題になるということです。
2014年問題の内容はわかったけど、移行するメリットは?
そのためマイクロソフトから皆様へ移行してくださいという話になっています。
いやいや、それはマイクロソフトの怠慢だという声もよくお聞きします。
ただオーシスではこれを業務を整理するチャンスだと、皆様にご説明させていただいております。
チャンスって?ハードウェアを販売したいだけだろう、というお声もいただくかと思いますが、
オーシスでは無料診断を行いヒアリングさせていただいたうえで、ハードウェアの購入の必要がなければOSのアップグレードなどのコストが安い方法をご提案させていただきます。
これはボリュームライセンスという一度に多くソフトを購入するというディスカントを受ける方法がございます。
とはいえ診断結果をお話しさせていただいた結果、お客様自身がハードウェアの交換を決断されるケースが多くございます。
理由としては、ITの分野においてはハードウェアの真価が早く10年前はもとより、5年前の物であっても現在の物と比較になりづらい差がございます。
だいたいXPが発売されて10年なので、今このページを見ていただいている方のお使いのXPパソコンは最低5年くらいは使っておられると思います。
5年前と今のパソコンですと、処理速度の向上はもちろんなのですが消費電力と発熱量が低くなっており、発熱量の低下に関しては、事務所における夏場のエアコン代の節約になります。
ということはエアコンとパソコン双方の電気代の節約にもなり、現場の従業員の方が使うパソコンは快適になります。
後5年前より、ディスプレイが大きくなっていることから情報量が増え、画面も広くなって
従業員の方々の目にも優しくなります。
引用元
「疑問1 PCはどのくらい電力を使っているの?
http://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-7/guide/setsuden01.aspx」
2014年問題については、結局どうすればいいの?
どうしても機器を入れ替える際には、もちろんお金はかかります。
ただ経営の投資としての側面として、
効率が良くなるのでオススメしています。
企業活動において一時的な備品の出費よりも高いのは継続してかかる人件費です。
社員の方に気持ち良く、効率よく働いていただくことが一番経営の効率の向上が図れると思います。
さらに言うと棚卸みたいなもので、時代が変わっていくことで便利になっている部分などもあるので、
合わせてこの機会に業務改善のご提案もさせていただいております。
オーシスでは、WindowsXPの移行支援においてまず現在の御社環境を拝見します。
次にどうすればスムーズにWindowsXPから移行できるかそもそも何が危ないのか、
どのようなところを改善する必要があるのかなどの診断も無料で行わせていただいております。
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